AWS Certified Machine Learning - Specialty の勉強方法について

AWS Certified Machine Learning - Specialty の勉強方法について

Clock Icon2025.01.06

こんにちは。まるとです。
先日、AWS Certified Machine Learning - Specialtyを受験してきまして無事に合格できたので勉強方法を共有できればと思います。

勉強時間

  • 3週間(時間換算では60時間位)
    • 平日: 2〜3時間
    • 土日祝日: 5〜6時間

中の人のスキルレベル

  • ML系サービスはほぼ触らず、機械学習自体は初めて
  • XGboostなどの機械学習に関連する単語は初めて学習

勉強方法

1. 試験ガイドを読む

いつも通り、どういった内容が問われるのかを理解するために試験ガイドを確認します。
特に、機械学習に関連する経験がなかったため試験ガイドを通して、不明な単語などを調べながら読んでいきました。

https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-machine-learning-specialty/

https://d1.awsstatic.com/ja_JP/training-and-certification/docs-ml/AWS-Certified-Machine-Learning-Specialty_Exam-Guide.pdf

2. 単語の理解

試験ガイドを読むと機械学習やデータサイエンティストに関連する単語がいくつか見受けられます。
例えば

XGBoost、ロジスティック回帰、K-means、線形回帰、決定木、ランダムフォレスト、RNN、CNN、アンサンブル、転移学習、大規模言語モデル(LLM)
正則化、ドロップアウト、L1/L2、オーバーフィット、アンダーフィット、曲線下面積 (AUC) - 受信者動作特性 (ROC)、正解率、適合率、再現率、二乗平均平方根誤差 (RMSE)、F1 スコア

などが挙げられます。これらの単語が何を示しているのかを理解することで、問題文を読み取ったり回答を絞り込むことがより、容易になります。
単語の理解にあたり、自身は和田さんのブログでも記載があるように

をはじめとした基礎を学習できる動画コンテンツ

その他、

などで単語の理解を深めていきました。

3. AWSサービスや機械学習に関連するスキルの学習

単語の理解を深めたら、AWS サービス上での利用方法や各種ユースケースに対する答えを導けるように、さらに深掘りをしていきます。
自分はAWS Skill BuilderやUdemyの教材、関連サービスに対応するAWS Black Beltなどを確認しました。

AWS Black Beltで関連サービスについて概要を理解するなら

https://www.youtube.com/watch?v=xvUyKjuv-Z4

AWS Skill Builderのおすすめ学習プラン

https://explore.skillbuilder.aws/learn/learning_plan/view/424/plan

(時間がある方向け)Udemyで幅広く学習するなら

https://www.udemy.com/course/aws-certified-machine-learning-specialty-mls/

個人的にですが、AWS Black Beltで関連サービスの概要を学習し後、もし時間があればUdemy → AWS Skill Builder、時間がなければAWS Skill Builderの学習プランをやっていくことをおすすめします。
というのも、音声の文字起こしならAmazon Transcribe、動画分析ならAmazon RekognitionというようにAWSの機械学習に関するサービスは複数あるため、まずはどの要件でどのサービスを使うかを理解しておく必要があります。

要件に対応するサービスを理解できたら、各サービスでどのようなことができるのかを学ぶことにより理解を深めながら試験対策ができます。

4. 試験準備コースの実施、練習問題を解く

続いて試験に慣れる、自身の理解に問題がないかを確認する目的で試験の準備をしていきます。
試験準備コースはAWSさんがAWS Skill Builderで提供しています。

https://explore.skillbuilder.aws/learn/course/internal/view/elearning/629/Exam-Readiness:-AWS-Certified-Machine-Learning-Specialty-MLS-C01-Japanese-

問題の解き方を確認しながら、小テストのようなものもあるので知識の確認として利用します。

続いて、公式問題集を解きます。
公式問題集は本番の試験に似た問題文、選択肢となっているため本番と同様の難易度で問題を解くことができます。

https://explore.skillbuilder.aws/learn/course/external/view/elearning/12525/Exam-Prep-Official-Practice-Question-Set%3A-AWS-Certified-Machine-Learning-Specialty-MLS-C01-Japanese-

また、自身は使用しませんでしたが、書籍などで提供されている問題集なども有効です。

終わりに

他のSpecialty試験はある程度知識を持っていたため、対策は比較的容易でしたが、普段機械学習やデータサイエンスなどを触れていない自身にとってAWS Certified Machine Learning - Specialtyは結構難しかったです。
ただ、しっかりと対策をしていくことで一発合格できる試験なので、ぜひチャレンジしてみてください。

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